agentive とは 「動作主の」とか「動作主にかんする」ということですが、動作主とは何でしょうか。ある行為を成す場合に、そこに意志(volition)があり、その意志をもって行為を成す主体を動作主というのですね。行為を成す上で意志(volition)があることをvolitional と言う。
たとえば、 listen to と hear の違いですね。「聞く(聴く)」と「聞える」ということですが、「聞く(聴く)」には volitionがあり、「聞える」には volitionがないということになります。
これを単純化するために図式化すると、 listen to: 主体 → 音 hear: 主体 ← 音
イメージ的にいうと、音へ こちらの意識が向かう場合が、agentive、つまりvolitional(有意志) であるし、音の方がこちらへやってくる場合が non-volitional(無意志)であるということが言えます。
1) He tasted the soup at first. 2) He tasted the pepper in the soup.
1) と 2)の文のどちらがvolitional で どちらが non-volitionalでしょうか。
「2010 Space Odyssey Two」は、A.C.Clarke著の 2001 Space Odysseyの続編で、今これを読んでいます。この作品は、この後、第三篇の 2061 Space Odyssey Three と、最終章の Final Odyssey 3001と続きます。
2001,2010,2061は すでに読んでいたのですが、まだ読んでいない最終編のFinal Odyssey 3001を読むために、再度 それらの三篇を読み直しているところです。
Even this metric age, it was still the thousand-foot2 telescope, not the three-hundred-meter one.(2010 Space Odyssey Two by A.C.Clarke, p3)
300メートルの高さもある望遠鏡施設というのが、冒頭の文章ですが、この場面は、同作品に基づく映画で観たことがありました。そのときのシーンが頭の中でイメージ化するのに役に立ちました。 これまで観てきた映画などのシーンが、このようなペーパーバックスに描かれている場面を思い描くに影響を与える部分が少なからずあるようです。