「ただの風邪です。」を英訳すると、→ It's just a cold I've caught.
下記の三つの文章を訳して分けてみて下さい。
1) I just don't like this movie.
2) I don't just like this movie.
3) I don't like just this movie.
1)では、justは don't likeにかかります。2)では、justは likeにかかります。3)では、justは this movieにかかります。
justは mild intensifierです。
1) just → don't like 「好きでないこと」を強調している。
2) just → like this movie 「好きであること」を抑制的に強調し、その抑制を否定している
3) just → this movie 「この映画」を抑制的に強調し、文でその抑制を否定している。
1) わたしはただこの映画が好きでないだけだ。
2) わたしは単にこの映画が好きだと言うわけではない。ものすごく好きだ。
3) この映画だけが好きなのではない。他の映画も好きだ。
1) I don't like this movie very much.
2) I don't only like this movie, but I'm enthralled by it.
3) I don't like just this movie but other several ones as well.
■理性の時代(Age of Reason)
理性の時代というのは、現代のことではなく、17世紀から18世紀を「理性の時代」というのだそうです。ヨーロッパでの話です。下記の英文では、その理性の時代の象徴としてニュートンを上げています。
The Seventeenth Century had closed with a triumph of scientific reasoning. Isaac Newton published his Philosophiae Naturalis Principia Mathematica in 1687. Science, which at that time was called Natural Philosophy, began its ascendancy over traditional philosophy and religion: it concerned itself with publicly observable phenomena and not with the subjective or wishful aspects of the individual human mind.
また、フランスの思想家デカルトが1637年に方法序説を出しています。デカルトの思考の手順は今でも参考になりますね。
1) Accept only that you are sure of.
2) Divide into as small parts as neccessary.
3) Solve the simplest problems first.
4) Make as complete lists as possible.
このデカルトの四つの思考手順ですね、これは難しそうな内容の英文を読む場合にも応用できそうですね。たとえば、1) Accept only that you are sure of.は、その本の内容のなかで自分にとって明確に分かる部分を把握することと取れるし、2) Divide into as small parts as neccessary.は、複雑な内容は単純な要素にまで分割することと取れる。また、4) Make as complete lists as possible.は、分かる部分と分からない部分のリストを作り、わかる部分同士の関係性を把握しようと努め、そこから分からない部分を推測するようにする。
日本における外国から出版物の翻訳で、小説の分野は概して水準が高いと思います。わたしがすごいなと思っているのが、相原真理子さんの翻訳です。おもに Patricia Cornwellの作品を手がけています。ひとつひとつの単語を漏らさずきっちり丁寧に訳している。原作と相原さんの邦訳をつき合わせて読めば、たいへんいい勉強になると思います。
小説の分野の日本の翻訳家のレベルとは高いと思いますが、それに対して教養や学術分野の翻訳の水準が低いという印象をずっと持ってきました。まあ、なんというか、つまりは、大学の先生や 新聞記者さんとか知識人と称せられる人々が訳したりする場合がありますが、わたしはそれらの訳については読む前から疑ってかかっています。これまでの経験からです。
有名な書物でも 訳に問題のあるものが多いです。たとえば、P. Samuelson の Economicsとか。もう少しまともな訳をしていてくれたら、大分読みやすくなって理解しやすかったはずだと 若干 恨みも混じってそう思うことがあります。学術や教養の分野はそういう類の翻訳本がひじょうに多い。おそらく17世紀を含めて近代以降に書かれた経済、政治、思想書の類で英国などから輸入されてきたものに関して、翻訳に問題あるものが多いし、それは今に至るまで続いているのと違いますか。
これはたいへん残念なことですね。というのは、訳に問題があるということは、内容を理解しにくくする要因だからであり、理解しにくい文章を理解しようとするために余計な時間を多量に使わなければならない。明治以降欧米のを書物を読むために、日本人はその難解な訳文のために余計な知的労力を浪費してきたにちがないです。
ただし、その分かりづらいのをありがたがってきたという一面もあるでしょう。さすが欧米の書物は難しい、だからすごい、という感じですか。でも、それは 翻訳のまずさのせいで、そうなっていたわけで、たいへんな誤解であったわけです。
日本では、翻訳者の資源が小説などの分野へ流れて、学術のほうへは向かわなかったのだと思っています。
英文読解力測定表New
I've decided to put this opinionaire on because I'd like to be clearer about who are reading my mail-magazine. So far I've failed to get an image of the readership taking my magazine, which makes it hard to be sure what kind of readers to focus and target on in age, gender and occupation etc. I'd appreciate if you spare time to answer below and give me data for the need said above.