Four grunts, an indignant voice asking why nobody
could leavea hat alone, a slammed door,
and Mr Packington had departed to catch
the eight-forty-five to the City.
再度 対訳本からの同じ英文を出します。
前回 Four grunts というのをやりました。
Four grunts というのは、
「四回 ぶつぶつ言う声を出した」
ということになります
それで、不思議な感じがしませんか。
なにがふしぎ?
不思議というか奇妙というか
つまり、四回 ぶつぶつ言う
ということがです。
日本の文章ならば、
数回ぶつぶつ言う
となるでしょう。
四回ぶつぶつ言う
などという表現の仕方はしません。
四回ぶつぶつ言う
この四回に特別な意味合いは ありません。
くりかえしいいますが、 日本語の文章ならば、
「なんどかぶつぶつ言って」というのが
自然な表現になります。
これで、わかるのは
英語と日本語の数に対する感覚です。
英語では、日本人からすると不自然であろうとも、
数を明示するということ。
こういう一見些細なことを知ることが 英語の小説を読む
ための力をつけていくことになります。
そのためには、「あれれ、これは なんかおかしいな」と
素直に感じることです。
Four grunts 四回ぶつぶつ言う
なんだ、この4回
というのは、 変な言い方だな
と素直に感じること、そして なぜなんだろう
と疑問に思うことです。
その積み重ねで、英語の小説が徐々に読めるように
なっていきます。
浅山友一