Four grunts, an indignant voice asking
why nobody could leave a hat alone, a slammed
door, and Mr Packington had departed to catch
the eight-forty-five to the City.
この文をもう少し見てみましょう。
an indignant voice asking why nobody could leave
a hat alone,
「なんで帽子をそのままにしておいてくれないんだ」
という憤りの声
次の文として a slammed door というのがあります。
バタンとドアが閉まる、です。
ですから、旦那が 出かける直前の模様であることが
分かります。
出かけようとして 帽子を取ろうとしたら、 帽子にしわが
よっていたのかな。
もうすごく神経質な男性なのでしょう。
その神経質さ そのままに おそらく奥さんに
イライラを向けているのでしょう。
このように情景が見えてくると、それまで あいまいだった
一つ一つの言葉の意味が明らかになってきます。
小説を読むというのは、この情景をつかむ
ということでもあります。
とくに、英語の小説の場合はそうです。
情景がわかってくれば、個々の英語の単語の意味が
分かってきます。
浅山友一