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英語の脚本を読むBernardo: Who's there? Francisco: Nay, answer me: stand, and unfold yourself. (ハムレット 第一幕) Bernardo が 真夜中、見張りの交代につくためにやってきた場面です。 そのBernardo が、 「そこにいるのは誰だ。」と言っているのは、幽霊が出るのではないかと ビクビクいるからです。 このことを 分かってるのと 分かっていないのとでは、Who's there? の言葉のイメージが全く違ってきますね。 すでに 見張りに立っているFrancisco が、Nay(あれ、違う)、Answer me(あんたが答えなさい)と言った。 当時のことですから、真夜中で 照明の手段も限られていて、非常に暗かったのに違いない。お互いに良く見えない。 stand(立ち止まれ) and unfold yourself(あなた自身を開示しなさい) これらの短いせりふのやり取りによって、「何かにぴくついていて 場違いなことをやってしまう」 感じがよく出ている。 この 「何かにぴくついていて 場違いなことをやってしまう」という不安定さが この物語全体に流れる 旋律として流れているようです。
この見張り番Franciscoの Unfold yourself(名前を名乗りなさい)!は、任務で言っている。見張り役としての仕事に就いていることから出たことばですね。この状況では、あまり切実感はないです。つまり、もしかしたら そこに来たのが敵ではないかという切実な感じはない。Fraciscoは、この時間に もうすぐ交代が来ることを知っている。おそらく、早く交代が来ないかと待ちわびていたはずです。とにかくかなり寒いということが、後のほうのせりふで出てきます。 寒い中の見張りは大変です。しかも一人の立ち番ですからね。 一分一分じりじりしている。早く交代が来ないかと、そればっかり考えているかもしれない。そろそろ交代がやってくる時間。そのときに、向こうの暗闇から Who's there? という声がした。見張りのおれにWho's there? とは何だ、Franciscoはそう思った。つまり、意外感を感じた。その瞬間 心の均衡が失われたかもしれない。あれっ、という感じです。 でも、おそらく 交代にやってきた奴に違いないといぶかりながら、 unfold yourself と言っている。この unfold youself は 見張りという役目としての義務的な調子と、「あれおかしな」いという感じが交じり合っている。 というように解釈しました。自分なりの解釈です。専門家が読めば、全く的外れなことを言ってしまったかもしれいない。 でも、それはぜんぜん構わない。戯曲を読むことの面白さは、自分なりのイメージをそこに付け加えていくことだと思います。
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ccc | |
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